岩手県社会福祉事業団で働く
先輩たちの声を紹介します。
(所属・職名は令和6年4月1日時点)
生活支援員
かたくり(障害者支援施設)
- 大橋 未玖
- 2022年度入職

仕事の内容
利用者様が生活していく上で必要な支援のほか、歩行等の運動や創作活動などを行っています。その他、リスクマネジメント係を担当しており、利用者様が安全に暮らすため、転倒等考えられる日々のリスクへの対策を考え職員と共有しています。すべての業務が利用者様の生活につながっているため、責任を持ちながら日々取り組んでいます。
仕事のやりがい
当施設は高齢の方が多く、健康を維持しながら穏やかに過ごしていただくことを目標としています。利用者様に1日1日を大切に過ごしていただくためにも、日々の健康観察が欠かせません。もともと障がいと高齢化が進むことで、健康リスクは高まります。些細な変化も見逃さないよう、表情や動作等の変化には特に気を配っています。変化に気づき、看護師や主治医に報告し、早めの治療に取り掛かることができたときは、安心と共に、対応できた自分の成長も感じ、嬉しく思います。
職場の魅力
私は大学で福祉を学んできましたが、いざ働いてみると、自分がこれまで学んできたこととのギャップを感じました。専門知識を学んできても、初めて仕事に携わるという意味では、みな初心者です。業務の中で分からないこと、利用者様への安心・安全な支援の方法等、一から教わりました。職員同士、協力して業務を進めながら、利用者様と共に生活していくことが、職場の魅力と感じています。
児童指導員
たばしね学園(障害児入所施設)
- 阿部 有花
- 2020年度入職

仕事の内容
児童の能力や特性に合わせて日常生活支援を行ったり、将来自立した生活ができるように社会経験を習得するための支援をしています。様々な児童に合わせた支援をするためにも、施設職員間や関係機関等とも連携しながら取り組んでいます。また、最近コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきているため、行事を通した地域との交流を少しずつ再開しています。感染対策をしつつ、引き続き地域の一員としてつながる場を提供していきたいです。
仕事のやりがい
障がい特性や自立度の異なる児童が生活しているため、一人ひとりに適した支援が必要になります。すぐに成果が見えるわけではなく、毎日地道に積み重ねていかなければなりませんが、児童が今までできなかったり難しかったりしたことができるようになった瞬間に立ち会えた時は、とても達成感があります。この、「できた」という達成感は児童にとっても自信につながるため、大切にしていきたいと思います。
今後の目標
日々支援をする中で適切な支援方法ができているのか疑問に感じたり、自分の知識量が十分ではないと感じる場面があります。その都度他職員にも相談してみたり、自分で調べたりしていますが、今後は事業団の研修制度をより活用して、積極的に学びを深めていきたいです。そして、そこで得られたことを現場での支援に役立てたいと思います。
児童指導員
放課後等デイサービス
「とれいん」
(放課後等デイサービス)
- 釜﨑 翔大
- 2015年度入職

仕事の内容
放課後等デイサービスは、特別支援学校や支援学級に通っている児童を下校時からお預かりし、学校や家庭とは違った環境の中で様々な活動を提供し、個々の支援を行っています。放課後だけでなく、冬休み等長期休み中も営業しており、朝から夕方まで利用していただいています。行事もあり、ハロウィンやクリスマス、七夕など季節を感じながら楽しめるよう日々試行錯誤しています。
仕事のやりがい
児童発達支援管理責任者として様々な業務を担当し、忙しい日々を送っています。毎日の元気あふれる子どもたちとの関わりは、大変ですがとても楽しく、こちらも元気をもらっています。子どもたちが成長していく姿を見られることは、とても嬉しく、やりがいを感じます。
この仕事を選んだ
きっかけ
私は、祖母の役に立ちたいと思ったことがきっかけで福祉に興味を持ち、福祉系の専門学校へ進みました。福祉というと介護のイメージでしたが、放課後等デイサービス「ぽけっと」で学生アルバイトとしてお手伝いさせていただき、障がい児の方との関わりを通して楽しさを知ることができました。その後当法人の地域職専門員を経て、正規職員になりました。これまで入所施設での経験など、他の施設での経験を重ね、現在「とれいん」で働いています。児童分野だけでなく福祉の様々な施設を経験できるのは事業団の良さと感じます。