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【岩手県地域生活定着支援センター】岩手県地域生活定着支援専門研修会を開催しました

(2019.11.28 掲載)

 「罪を犯してしまった高齢者・障がい者の支援」をテーマとして、平成29年度から地域生活定着支援専門研修会を岩手県内各圏域で開催しています。
 去る11月27日、二戸市で二戸地域自立支援協議会様の共催により、令和元年度岩手県地域生活定着支援専門研修会を開催しました。福祉、医療、行政、司法などの各分野から合せて60名のご参加をいただきました。
 今年は、日本社会事業大学専門職大学院 准教授 曽根直樹氏を講師にお迎えし、「利用者の理解を立体的に深める~生活史年表を活用した事例の検討~」というテーマでご講演いただき、その後、グループワークを行いました。「窃盗を繰り返す知的障がいのある男性の地域生活定着支援」の事例について、生活史年表を活用し、ライフサイクル・エリクソンの成長の8段階を踏まえてアセスメントをし、本人理解を深めました。最後に、ご本人の気持ちを言語化し、いくつかのグループが発表しました。罪を犯してしまった障がい者・高齢者の支援について、再犯防止の監視強化の視点ではなく、意思決定支援に基づいた支援とその支援ネットワークの構築について、考える機会となりました。
 ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。今後とも、より一層のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

▲研修会の様子1

▲研修会の様子2

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